「精神障害者の社会復帰に向けての取り組み」

    ブログでは初めまして! p_songと申します。
    今後ともよろしくお願い致します。

    今月18日ですが、当院にて埼玉県精神保健福祉協会理事 高畑隆先生の
    貴重なご講演が開催されました。

    精神医療の現場にて働くスタッフには、当事者の方々の社会復帰への
    取り組みは永遠のテーマと言えましょう。

    私は精神障害という言葉を精神疾患から派生した生活のし辛さ・
    生活障害と捉えてこの仕事に就いてまいりましたが、
    高畑先生の大きなテーマは「精神障害者とスポーツ活動」という
    斬新なものでした。

    社会復帰と社会参加を重ね合わせて拝聴させて頂くことにより、
    そのテーマはより明確になりました。

    20130926_1_1

    一般的にスポーツは、生活習慣病の防止や
    基本的な生活(食事・睡眠など)の維持において、
    重要なものとして捉えられています(私は運動不足ですが(-“-))。

    講演の中で高畑先生からスポーツ精神医学がご紹介されましたが、
    その中にリハビリテーションと身体活動・スポーツに関する
    大変興味深いお話がありました。

    ・スポーツによるストレスコーピング
    (ストレスが強すぎたり、蓄積されると身体に様々な影響が出るなど、
     これらのストレスを自分なりに解消する方法)
    ・スポーツと精神疾患 認知・脳機能等への影響
    (プラス面を肯定的に評価する・出来そうなところから一緒にやる・
     具体的、小さな行動変化を支えるなど)

    全てを書ききれませんが、高畑先生のご講演の中で、
    スポーツを通した精神障害者の社会復帰に向けての取り組みを
    多く学ぶことができました。

    講演の途中、精神疾患を持った日本とイタリアの方々との、
    フットサル交流会の映像もご紹介頂きました。
    日本のメディアでもイタリアでの最先端精神医療が紹介され、
    障害を持つ方々の地域生活が充実している事が知られています。

    映像の中にあった「日本フットサル代表の輝いた目・爽やかな表情」は
    私にとって表現が難しいほど印象的でした。

    フットサルに限らず、ソフトバレー・卓球・ドッジボールなど、
    各都道府県・市町村等にて、大会が盛んに行われています
    (余談ですが、私が勤務していた以前の病院では、
    ソフトバレーとソフトボールは毎年優勝、
    ソフトバレーに関しては全国大会の常連でした)。

    「精神疾患を持った方が、スポーツを通して新しい自分を発見し
    自信を回復・各種大会に参加することによって、様々な人たちと
    触れ合う事ができ、他者との交流する感動を再認識することができる」

    精神疾患を発症し、自宅に引きこもりがちになりますが、
    その防止の一環として、留萌地域ではリハビリと、
    日中活動訓練の場としての「デイケア」や
    就労支援を目的とした事業所も充実しています。

    今回、「精神障害者とスポーツ活動」の観点から、
    精神障害者の社会復帰についてのご講演を
    拝聴させて頂けたことは、誠に幸いでした。

    20130926_2.jpg

    また、ご講演終了後は、スタッフから多くの質問もあり、大盛況でした。

    高畑先生、本当に貴重なお話ありがとうございました。

    【p_song】
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